本書は英国で発売され、その後、世界各国でベストセラーとなった、Judika Illes(ジュディッカ・イルス)の“The Element Encyclopedia of 5000 SPELLS”(ザ・エレメント・エンサイクロペディア・オブ・5000スペルズ)を日本で初めて監訳したものです。
タイトルの「エンサイクロペディア(=百科事典)」が表すように、古今東西、世界中に伝わる「SPELL(スペル)=呪文、おまじない、魔法、呪術」を集めた1冊です。 構成としては、(1)動物のおまじない、(2)ビジネスを成功させるおまじない、(3)浄化のおまじない、(4)裁判沙汰のおまじない、(5)妊娠・出産のおまじない、(6)火除けのおまじない、(7)ギャンブルのおまじない、(8)家庭平和のおまじない、(9)呪いの解き方、10)呪い返し、(11)透明術と変身術、(12)恋愛のおまじない、(13)幸運を引き寄せるおまじない、(14)結婚と離婚のおまじない、(15)護身のおまじない、(16)心霊の儀式、(17)旅行のおまじない、(18)精霊召喚術、(19)失せ物探しのおまじない、(20)天候のおまじない、(21)美と長寿のおまじない、(22)「死」のおまじない、(23)相手をコントロールするおまじない、(24)夢見のおまじない、(25)邪眼のおまじない、となっております。
具体的には「ウシの乳の出がよくなるおまじない」や「ヘビから身を守るおまじない」、「ギャンブルに勝つおまじない」、「頭痛止めのおまじない」、「新しい恋を引き寄せるおまじない」など多種多様なおまじないを紹介していきます。それらは一見不可思議に思えるかもしれませんが、古来より伝えられてきた、一つの「叡智」といえます。
私達人間の「願い」や「欲するもの」が何であり、また、そのためにどのようなおまじないをしてきたのかが、本書を読むことで明らかになることでしょう。
レビュー(4件)
読んでいて面白いですが、使えるものがなかなかない
趣味と資料用に購入、第七刷のものが来ました。 元々儀式や呪い、何がどう作用してその結果へ至るのか等頭の中で組み立てるのが好きなので、はっきりとした効能が書かれていなくても私は大体満足いくものでした。自分では中々作れないぽやっとした雰囲気のおまじないがあったり、そういった雰囲気のものは苦手な部類なので地味に重宝しそうです。 実践のため、の場合はちょっと向き不向きがあるかもしれません。他の方のレビューにもあるように、おまじない一つ一つに具体的な効果が書かれているのではなく、大まかに「~に関してのおまじない」という枠の中に「~時」とかで分けられているみたいなので、予め目的がはっきりしていないと不安~な方は別の書籍がいいかと思います。 まだぱっと流し見たくらいなので、誤字脱字に関しては確認できていませんが、こんなに一度におまじないを集めた本は見たことがないので、事典としてはとても良いと思いました。
誤字脱字、誤訳が多すぎ……
発売されたばかりのときに図書館で読みました。あまりに誤字脱字や、素人のわたしでもわかるレベルの誤訳が多くて呆れました。第2刷になったところで購入してみたのですが、一部しか直っていないようです。訳者が何人かいるようなのですが、訳語の統一とか校正とか監修者によるチェックとか本当に行ったのか、疑問に思うレベルです。読んでいてイライラします。呪文も日本語に訳してあるのですが、「誤訳じゃないだろうな?」と思ってしまいます。原文も書いておいてほしかった。内容は日本では手に入りづらい植物を使ったものが多いです。あと元の本もそうなのでしょうが、「○○のおまじない」というタイトルの後にいきなり方法が書いてあって、結局どんな効能があるのかよくわからないものが結構あります。おまじない自体はたくさん載っていますが、すぐ実践できるものの数は多くないと思います。安い本ではないので、できれば図書館で読んで内容を確認してから、誤字脱字、誤訳覚悟でのご購入をおすすめします。