自衛隊はすでに何年も前からアメリカにまで出かけていって、戦争をする訓練を米軍と一体となって行っている。憲法九条を国是とする日本でどうして、そんなことが許されるのか。その本当の理由は「戦争になったら自衛隊は米軍の指揮下に入る」という日米の秘密の取り決め、いわゆる「指揮権密約」にある。この密約はいかにして結ばれたのか? 密約を実行するために日米政府は何をしてきたのか? 戦後日米関係の“真実”に迫る。
序章 富士山で訓練する米軍と自衛隊
第1章 指揮権密約の起源 1949〜50年
第2章 指揮権密約の成立 1951〜52年
第3章 安保改定でどう変わったか 1953年〜1960年
第4章 密約の実行をめぐる攻防 1961年〜1991年
第5章 米軍は自衛隊を地球的規模で指揮する 1992年〜現在
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