国連では2030年までに世界の飢餓人口をゼロにすると掲げていますが、人口増も見込まれ、達成は困難と言われています。国連食糧農業機関(FAO)の職員として、長年アジアやアフリカ等で食料問題と向き合い、今も邁進する著者が、どのような対策が必要なのか、SDGsの視点から考察し、具体例をもとに解決策を提言します。
プロローグ 国連の現場で
国連の現場で三五年間
FAOについて
職場はFAO
1章 SDGsはみんなのもの
国連のSDGsなの?
MDGsとSDGsの違い
SDGsはみんなのもの
完成までの道のり
2章 SDGsと世界の食料問題
世界の食料・農業と飢餓問題
人口増加と食料の将来を考える
「緑の革命」から学ぶ
食料価格の高騰
将来の食料への展望
昆虫食は世界を救う?
未活用作物サゴヤシ
日本の食料の安全保障
貧困と格差問題から飢餓を考える(SDGs目標1&10)
健康と人畜共通伝染病(SDGs目標3)
持続可能な都市と農村(SDGs目標11)
持続可能な生産と消費(SDGs目標12):食品ロスの削減
気候変動・地球温暖化と食料問題(SDGs目標13 )
コラム1靴の底は換えるべきか
3章 途上国の現場から学んだこととSDGs
SDGsと行動
開発途上国への援助
援助には流儀が必要
自助努力を引き出す支援
受益者参加型のアプローチ
カンボジアでの教訓
マイクロクレジットとPKSF
二一世紀のおしん
撤退戦略(Exit Strategy)を考える
NPOの立ち上げ
NGOとのかかわりが始まる
4章 NPO活動とSDGs--山岳民族とかかわって
少数山岳民族
洞窟のサッカー少年
国際NGOとの協力
アカ族の村、メーチャンタイへ
ケシからコーヒーへ
村人からの要請、コーヒー組合の設立まで
共同加工場の建設
コーヒーの焙煎
誤算
コーヒーショップの開業
新型コロナ蔓延の影響
コーヒーショップの経営
コーヒーのプロになる
支援の輪の広がり
コラム2首長族の首は本当に長い?
エピローグ 若い人たちへーー人生とチャレンジ
英語力の壁
現場を目指す
若い世代へのメッセージ
あとがき
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