「教師の語り」は、時として信じられない力を発揮します。
それは時に心を変え、行動言動をも変え、生き方にまでも影響を与えることがあります。その「語り」の内容を探し、選び、磨き続けてきたこの15年間。子どもたちに渡せる語りのプレゼントストックは、200を超えました。その中でも特に反響の大きかったものを厳選し、カテゴリーごとにまとめて初めて世に送り出したのが本書です。子どもたちに合わせ、シーンに合わせ、ご自身の教育実践に合わせてカスタマイズしてお使いいただきたいと思っています。 そして、その中で「語り」のもつ力を存分に体感していただければ幸いです。きっと、言葉のもつ不思議な力に改めて気づくとともに、教職という仕事の価値を再発見していくことにもつながっていくでしょう。
(中略)
本書を手に取った方々とつながり、「言葉の力」、「語りの魅力」を共に追求し
ていくことができればこれほど嬉しいことはありません。全国津々浦々の学校において、教師から渡される言葉の贈り物、語りのプレゼントを子どもたちが大きな喜びと共に受け取る。そんなワクワクした未来を夢見ながら、筆を進めていくこととします。
(はじめにより抜粋)
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本書では、24の具体的な語りを通して、教師の語りの価値についても言及していきます。授業だけではなく、教師の「言葉のギフト」で、子どもたちの心を育ててみませんか?著者による実際の語りの音源も収録。
レビュー(7件)
実践編では普段の学活だけではなく、道徳などでも使えそうなものがあります。
人生を振り返る一冊
本書を読み進めて行くと、自分自身が勇気づけられる感覚を覚える。 自分の過去を振り返って、苦手を乗り越えた経験、鎖を抜いてもらった瞬間を考える。本書の後半になるにつれて、自己の体験を織り交ぜながら話すことの重要性が感じられた。 そして、全ての語りの根底に自分の生き方、経験などの在り方をふまえて、伝えるべきだと強く感じる。 憧れの著者に、自分の語りを聞いてもらう日を願いながら、これからも教室で心を磨き、語りを磨いていきたい。