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舞台は京から荏原へ!新章、領地経営編!! 父・盛定の名代(代理)で領地・荏原(現在の岡山県井原市)へ下ることに。 初めての領地に心躍らせる新九郎。 しかし、到着してみると領地である「東荏原」と伯父・盛景が治める「西荏原」の境目が曖昧で、 年貢の取り分も不明瞭であることが発覚。 領民も新九郎を領主として認識しておらず、 逆に盛景の息子で従兄弟の盛頼の人気は絶大。 伯父で年貢を集める「荏原政所」を取り仕切る珠厳も新九郎を客扱い、 古くから荏原に棲まう那須氏も何やら探り出し、 山積する問題に頭を抱えるがーーーー 京の都での「戦さ」とはひと味違う 地方の領地経営の難しさを描く、新たな出会いと奮闘の第4集! 【編集担当からのおすすめ情報】 応仁の乱を見て育った新九郎が、 領地経営に取り組む、最新刊! 個性豊かな家来たちとともに 領地・荏原で奮闘する姿をコミカルに、 時にシリアスに描きます! 第4集では特に、新登場のキャラクターにご注目! まずは「後由緒六家」といわれる、家来衆! 1〜3集から引き続き登場の新九郎の幼馴染み・大道寺太郎と荏原出身の荒川又次郎、在竹三郎に加え、 新たに、元気で明るく可愛い少年・山中駒若丸、無愛想な一匹狼・新木彦次郎が登場! それぞれ性格も違う5人と新九郎の食卓は賑やかでアットホーム。 末っ子、駒若の言動にはつい微笑むこと間違いなし!! この家来たちが壁にぶち当たる新九郎を支え、盛り上げます! 続いて、何かと新九郎を邪魔者扱いする 従兄弟の盛頼と、伯父・珠厳! 新九郎と正反対、豪気で大胆、体育会系の盛頼と、 京の「妖怪」たちに負け時劣らずの老獪・珠厳。 身内が故に新九郎と対立していきそうな気配…? そして、最後は荏原に古くから住む「那須氏」! 那須氏のとある人物と新九郎が急接近!? ……等々、第4集から新たに登場する面々がさらに物語の面白さを加速させます! 4集から読んでも面白い! 1〜3集を読んでから読むと更に奥深い!! 今一番アツイ本格歴史大河です!!
レビュー(13件)
作品に罪は無いけど 4~7巻同時に注文したのに(全て『在庫あり』なのに)分割発送になって 5~7巻が先に届いて4巻が届かないってストレスですわ 4巻飛ばして5巻から読む訳にも行かず… ストレスですわ
舞台が移り変わり、登場人物も増えるこの4巻。歴史モノの宿命とはいえ、これだけ実際の出来事や登場人物の数をまとめながら、物語をつつがなく進められる作者の力量は恐れ入る。その中でも、あくまでも漫画としての読みやすさを重視してる感じがあり、これからも期待したい。
本の内容には不満無し 。
若き日の北条早雲の物語、第4巻です。 北条早雲の名前は有名ですが、 歴史ではあまり習わなかったので新鮮です。 父親の領地に赴き、現地で苦労する新九郎。 帰る様子の無い新九郎に、何やら画策する代官。 窮地に陥る意識無い新九郎は次巻でどうなるか? 楽しみです。
歴史物は初でしたか?
ゆうき氏の才能の凄さあらためて知る、です。鉄腕バーディーしかり鉄腕バーディーエボリューション、一番のお気に入りは「パンゲアの娘/クニエ」です。この新九郎シリーズはゆうき氏渾身の歴史物。バーディー共々末長い付き合いを!出来れば遅筆を改善して欲しいな。