「ヨーグルト不老長寿説」で知られるノーベル賞学者・メチニコフ(Élie Metchnikoff)が1907年に仏語で発表した老化研究の名著『Essais Optimistes(楽観主義的試論)』の完全翻訳版.老化プロセスの解明だけでなく,「生命とは」「死とは」「人間とは」といった根源的なテーマを追求した原著完訳に,「現代の視点から見た専門用語の定義づけとその今日的意義」の脚註を加え,巻末には「メチニコフ小伝」および写真や年譜を掲載.
序 本書刊行にあたって(村上陽一郎)
日本語新版刊行によせて(ジャン=マルク・カヴァイヨン)
原著 序
第一章 老化の研究
第二章 動物の寿命
第三章 自然史の研究
第四章 人間の寿命を延ばす努力をするべきか?
第五章 人間の心理に残る進化の痕跡
第六章 動物者会の歴史に関する諸問題の考察
第七章 厭世主義と楽観主義
第八章 ゲーテとファウスト
第九章 科学と道徳
メチニコフ小伝・年譜(細野明義)
訳者あとがき(森田由紀)
あとがき 財団創立三十周年と本書刊行によせて(平田直)
原註一覧
索引
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