デフレ経済下で、共に戦ってきた幾人もの社長が個人保証の犠牲になった。自分もその一人になるのかとの恐怖心と、個人保証を引き継がせることは不可能であろうとの思いで事業承継を諦めかけた。しかし、その絶望感のなかで発見したのが、むしろ個人保証さえ引き継げれば事業承継できるというアイロニーだった。以来「事業承継=個人保証の引き継ぎ」という信念を自社で実践し2度にわたって成功した。親族承継と企業の売買しかないという常識に対し、事業承継の新たな可能性を世に問うべき時が来た。事業承継にまつわる、後継者難、時間と金がかかるなどの問題への解決策として、新たな事業承継の在り方を提言する。これ以上、経営者を、個人保証の犠牲者にさせてはならない。
日本リスクマネジメント学会「2018年度 優秀著作賞」受賞。
第一章 個人保証に苦しんだ私の経営者人生
第二章 誰も知らない個人保証のこと
第三章 私の事業承継:引き受け編
第四章 私の事業承継:引き渡し編
第五章 危機的状況の後継者確保
第六章 誰も助けてくれない個人保証の引き継ぎ
第七章 それでも個人保証はこんなに役に立つ
第八章 金融機関との長い付き合い
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