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「ほんとうに、しかたのないやつだな。わたしのげぼくは」--泣き虫でどんくさい「げぼく」と一緒に暮らす、かしこいネコの「わたし」。なでられたり一緒に遊んだりして毎日「げぼく」に尽くされ、時にはケンカをしながらも、「わたし」は幸せな日々を過ごす。月日が流れ、年老いた「わたし」は、かしこいゆえに自分がどうなるかを悟った。そして「げぼく」への想いを残し、別れの時を迎えるーー神保町「にゃんこ堂」のアネカワユウコさん感涙推薦! アルファポリス第9回「絵本・児童書大賞」参加作にイラストをつけた感動絵本。
レビュー(157件)
最近ご主人様を亡くした下僕です。以前所有していたのですが手元からなくなってしまい購入しました。泣けて泣けてどうしようもなく泣けて、でも必ずまたご主人様と会うんだと思えました。
評判を聞いて購入、感動しました。ネコ好きの方に読んでいただきたい一冊です。
とても良かったです。 今年の夏に亡くなった愛猫が、女王様タイプで、私のことはきっと好きだろうだけど、どこか下に見られてるような、そんな雰囲気が絵本の猫さんと重なりました。 何度読んでも涙が出てしまいますが、心が温まるお話だと私は思います。 購入して良かったです!
猫飼いの必読書
図書館で見つけた本でしたが、何度読んでも泣いてしまうので、運命の一冊だと思い、ついにお迎えしました。猫飼いにはグッとくるものがあります。
届いてから毎日手に取り読んでいますが、毎回号泣してしまいます。げぼくのことを思いやりながらお別れを受け入れたわたしでしたが、それで終わりではなかったので救われました。毎回泣いてしまうシーン、大きく成長したげぼくに抱かれ息を引き取ったわたしの、揃った後ろ足がせつないです。