【輸入盤】オランダの序曲集 ヤック・ファン・ステーン&オランダ放送交響楽団
今は無きオランダ放送交響楽団の快演盤
オランダ序曲集 - ブレー、ワーヘナール、フェルフルスト、ヒルセの作品
ヤック・ファン・ステーン指揮オランダ放送交響楽団
19世紀オランダのオーケストラ作品集。演奏会用序曲中心の選曲で、どれも親しみやすく、オーケストラの鳴り具合も快適です。オランダ以外ではあまり知られていない作曲家ばかりですが、作風はどれもドイツ・ロマン派風で、シューマンやメンデルスゾーン、ウェーバーを彷彿とさせる楽想が、凝縮された構造の中で効果的に示されています。
演奏はオランダの指揮者ヤック・ファン・ステーン指揮するオランダ放送交響楽団によるもので、1999年にNM Classicsから発売されたアルバムのライセンス商品となります。
ブックレット
12ページ。テキストは英語、ドイツ語とオランダ語。ユトレヒト大学で教える音楽学者のエマヌエル・オーファーベーケによる解説が掲載。19世紀オランダの音楽界の様子などのほか、ヒルセの序曲の解説では、ケルン音楽院院長フランツ・ヴュルナーとヒルセの同級生エリー・ナイの関係を巡るトラブルが紹介されていたりして面白い内容です。
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演奏者情報◆ ヤック・ファン・ステーン
1956年、アイントホーフェンに誕生。ブラバント音楽院でオーケストラ指揮、合唱指揮、音楽理論を学んで卒業。
ナイメーヘン・バッハ合唱団 音楽監督(1986〜1990)、アムステルダム国立バレエ団 音楽監督(1989〜1994)、ボーフム交響楽団 客演指揮者(1992〜1994)、ニュルンベルク交響楽団 首席指揮者(1997〜2002)、ヴァイマール・ドイツ国民劇場 音楽総監督(2002〜2005)、BBCウェールズ管弦楽団 首席客演指揮者(2005〜2013)、ドルトムント・フィルハーモニー管弦楽団 音楽監督(2008〜2013)を歴任したほか、世界各地のオーケストラに客演。
1992年以来、ハーグ王立音楽院でオーケストラ指揮を教えてもいます。
CDは、Brilliant Classics、NM Classics、Channel Classics、Cassa Nova Records、Avro、Winterthur、MDG、Chandos、cpo、BIS、Dutton、Somm、Bridge、Signum Classics、NMCなどから発売。
◆ オランダ放送交響楽団
1985年にオランダ放送室内管弦楽団とプロムナード管弦楽団が合併して設立。歴代首席指揮者は初代(1985–1989)が北アイルランドのベルファストに生まれたイギリスの指揮者ケネス・モンゴメリー[1943-2023]、2代目(1989–1991)がアメリカのヘンリー・ルイス[1932-1996]、3代目(1991–1996)がオランダのケース・バーケルス[1945- ]、4代目(1996–2003)がエストニアのエリ・クラース[1939-2016]、5代目(2003–2004)がオランダのハンス・フォンク[1942-2004]。客演指揮者はラザレフ、スクロヴァチェフスキ、ジョルダン、ズヴェーデンなど多数。放送やオーケストラ公演のほか、オペラでも水準の高い演奏を聴かせていましたが、ハンス・フォンクの死の翌年、2005年7月7日の公演を最後に解散しています。
CDは、Brilliant Classics、NM Classics、Ottavo、First Hand Records、Doremi、Philips、Columbia、JE Music、AVRO、Bongiovanni、DECCA、Naxos、Radio 4、Stradivarius、Etcetera、Exton、BV Haast Recordsなどから発売。
トラックリスト (収録作品と演奏者)ヨハネス・ベルナルドゥス・ファン・ブレー [1801-1857]
1. ◆ 演奏会用序曲 ロ短調 (1839) 11'15
2. ◆ 歌劇「盗賊」序曲 (1835) 7'12
ヨハネス・フェルフルスト [1816-1891]
3. ◆ 序曲「ハイスブレフト・ファン・アムステル」Op.3 (1839) 8'58
ヨハン・ワーヘナール(ヴァーヘナール) [1862-1941]
4. ◆ 管弦楽のための演奏会用作品「フリトヨフの航海」Op.5 (1884
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