以前読んだ「もしドラ」が面白かったので、その続編の文庫版が出ている事を知り購入した。前作と同様に、ドラッカーの理論を高校野球のチーム作りに適用したケースを具体例として話が進められており、それなりに勉強になって楽しめた。 ただチーム作りまでは良いが、野球の強化策は無理やりこじつけた感が否めない。イノベーションボールなど大リーグボールを連想して笑ってしまった。前作はもう少し現実的だったと思うが、甲子園出場に向けての試合経過などちょっとファンタジーすぎる。もっともそういう視点から読む本ではないのかもしれないが。 ドラッカーの理論自体は現在でも色褪せていないので、この本が多くの人がドラッカーに触れるきっかけになれば良いかなと思う。
レビュー(10件)
以前読んだ「もしドラ」が面白かったので、その続編の文庫版が出ている事を知り購入した。前作と同様に、ドラッカーの理論を高校野球のチーム作りに適用したケースを具体例として話が進められており、それなりに勉強になって楽しめた。 ただチーム作りまでは良いが、野球の強化策は無理やりこじつけた感が否めない。イノベーションボールなど大リーグボールを連想して笑ってしまった。前作はもう少し現実的だったと思うが、甲子園出場に向けての試合経過などちょっとファンタジーすぎる。もっともそういう視点から読む本ではないのかもしれないが。 ドラッカーの理論自体は現在でも色褪せていないので、この本が多くの人がドラッカーに触れるきっかけになれば良いかなと思う。