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草の実も加えてパワーアップ。野鳥と木の実の観察を楽しもう! 木の実をヒントに鳥を楽しむ本。改訂版では鳥がよく食べる草の実も加え,木の実93種,草の実16種を掲載。実際の観察に役立つよう,木の実は赤や黒などの色別に並べ,鳥が食べる時期と実の色の変化を示す色変わりバーを掲載。どのくらい鳥に好まれるか,その実は人が食べてもおいしいのかといったユニークな解説を収録。 ・ 前著「野鳥と木の実ハンドブック」の増補改訂版です。木の実は14種増えて93種,さらに新しく野鳥がよく食べる草の実16種を加えています。 ・ 前著の使いやすさはそのままに,掲載順は色ごとに,植物の最新の分類に合わせました。また,デザインを一新して実の色の区分けをわかりやすくしました。写真はその多くが新しいものになり,特によく鳥が食べる木の実(カキノキ,ムクノキ,エノキなど)はページを増やしてさまざまな鳥が食べている様子を写真で紹介しています。 ・ 解説文も新しくなり,叶内氏の観察経験がふんだんに盛り込まれています。前著で好評だった,叶内氏本人が実際に木の実を食べたときの感想などを「memo」として独立した見出しを立てました。 ・ 鳥が食べはじめる時期と木の実の色の変化を視覚的に示した「色変わりバー」は新規の掲載種でも掲載しており,観察をよりアシストしてくれます。 ・ 造園業に携わっていた叶内氏の経験を活かした「野鳥が来る庭づくり」,目的の鳥がよく来る木の実がすぐわかる「野鳥・木の実Index」も情報を更新して掲載しています。
レビュー(7件)
木の実の写真も掲載されていますし、鳥の写真も多く、楽しいハンドブックです。 著者が実際に実を食べた感想も書かれているのが面白く、鳥たちへの親しみ感が伝わります。
木の実やどんな鳥が食べるのか?たくさん写真があり分かりやすくて、楽しいです。又、私は樹木にも興味があるので、小さい絵ですが木の高さも分かり、嬉しいです。
「私は鳥が食べているところを観察したことがない」「鳥にはまずいのだろうか」「不快な味だった」など普通の図鑑にはない記述がいっぱいで、笑いながら読みました。 鳥が実際に食べている写真の他、その木の実がいつ熟すのかなど欲しい情報もしっかり載っていて、いつまでも楽しめる一冊だと思います。 庭にマユミを植えようと思います。
筆者が果実を実食し、その感想を鳥の味覚との比較を交えて書いているのが面白い。読んでいて笑ってしまった。
求めていたのとは違いました。。。 ベテラン向けなのかもしれません。