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民族大戦の休戦から95年。大陸は一つの転機を迎えていた。 各自治区を統治した英雄たちは次々と退き、新たな長が生まれ、 かつてパレナ議定書に誓いを立てた英雄は中央としょかんの長ただ一人となっていた。 そんな中央としょかん二代目総代の候補となったシオと同期のテイ。 彼女は自身が持つ強大なマナのせいで人と距離を置いていたが、 シオが手を差し伸べたことで徐々に心を開いていく。 一方シオへの敵意をむき出しにしたメディナは、ますます孤立を深めていた。
民族大戦の休戦から95年。大陸は一つの転機を迎えていた。 各自治区を統治した英雄たちは次々と退き、新たな長が生まれ、 かつてパレナ議定書に誓いを立てた英雄は中央としょかんの長ただ一人となっていた。 そんな中央としょかん二代目総代の候補となったシオと同期のテイ。 彼女は自身が持つ強大なマナのせいで人と距離を置いていたが、 シオが手を差し伸べたことで徐々に心を開いていく。 一方シオへの敵意をむき出しにしたメディナは、ますます孤立を深めていた。
レビュー(12件)
面白いので全巻揃える事にしました。間違いじゃ無かったです!
圧倒的な世界観に引き込まれます。早く次が読みたいですが、このレベルの精緻さで描きこまれると、時間がかかっても仕方ないかと、待ち続けられます。。。
隅々までやたらと美麗な絵と、引き込まれるストーリー。微妙に読みづらい豪華な装丁w 年齢性別を問わずおすすめできます。
今回も、とても素敵な絵柄で、不思議な世界観が素敵でした。各キャラクターの個性の描写がとてもきちんとしているので、キャラづくりもしっかりとされているなと思いました。また新たな謎のキャラクターが現れましたが、この方がどう絡んでくるのかが興味あります。
豊かなる物語
人種の壁、男女差別、身分、血筋…そんなものが奥底に蠢く世界で本を守るために行動する司書たちが繰り広げる豊かな物語。 親から与えられたものを誇りながら周りを威嚇するメディアの目覚めは読みごたえがあった。 シオの出自 これから物語に影響を及ぼすのだろうか。