観光立国や観光による地域再生が叫ばれる昨今だが、そこでの観光資源、地域資源とはそもそも何なのか。ダークツーリズムは地域の発展に貢献しないのか。生の声を語り継ぐことは可能なのか。デジタル時代の現代で、万博は時代遅れのイベントなのか。語ること、見せること、参加することを軸に観光のあり方をとらえなおす。
序章 エキシビションとツーリズムの転回
-ツーリズムの脱構築に向けて【岡田 朋之】
第1部 地域を語る力学
第1章 ツーリズム時代の地域の博物館
-遺産化といかに向き合うか【村田 麻里子】
第2章 メディウムとしての語り部
-「当事者性」の継承という視点から【小川 明子】
第2部 事例編:地域の観光とナラティヴ
第3章 釜ヶ崎の歩き方
-光と影が織りなす立体的で多声的な観光経験を目指して【古賀 広志】
第4章 水俣映像譚【松山 秀明】
第5章 嵯峨嵐山における観光の変遷と地域の取り組み【劉 雪雁】
第3部 博覧会と地域の持続的発展
第6章 共創としてのエキシビションと地域文化の醸成
-博物館都市松本を例に【中江 桂子】
第7章 万博における共創と語りによる都市の持続的発展
-テジタル環境における市民参加と語りのレガシーからの考察【岡田 朋之】
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