ピエール瀧さん主演のドラマをDVDで観て、原作を読みたくなって購入しました。 ドラマもよかったけれど原作はさらにすごい。 で、本書を読んだ後に映画(佐藤浩一さん主演)のDVDも観ました。 ドラマも原作も知らなかったら、感動したのかもしれないけれど。。。 どうしても比べてしまう。 やっぱり原作がすごいです。 ≪一気読み必至≫は間違いなかった。,みんなみんな、面白いって言うし、ネットの口コミも点数高いし、 上下巻あるから読む気なかったけど、読んでみた。 広報官と記者とのやりとり。 何読まされてんるやろ、とはじめは思ったけど、どんどん引き込まれていった。 加害者を匿名で発表する広報官と実名を言えと迫る記者。 現実にも、内々でもみ消されてるものもあるんかな、 なんて思いながら読んでた。 新たな進展とかも出てきて、一体何の話なんかなと 思うところもあるけど、それだけ下巻が楽しみになった。 淡々とした内容でも、ずっと読み続けられる本ってすごい。,最後までたのしめました。 ありがとうございました。,主人公は捜査畑から異動したばかりのD県の警務部広報官の三上義信。一人娘が失踪し、妻と苦悩の日々を過ごしながら、記者対策や上司である警務部長の身勝手な指示に振り回される毎日。 ある日、警察庁長官がD県を視察し、ロクヨン(「64」とは警察内部の符牒で、昭和64年に起きたD県警史上最悪の翔子ちゃん誘拐殺人事件で未解決)の被害者の親である雨宮宅を慰問する計画が三上に告げられる。 その裏には、ノンキャリアの指定席である刑事部長ポストをめぐるキャリア組との暗闘があった。 視察を成功させたいキャリア組の警務部と本庁、これを阻止したいノンキャリア組の刑事部それぞれの思惑の中で、三上の揺れ動く心情を中心した人間ドラマが展開され、とても面白いですね。 ----- ■本書の基本情報 ・筆者:横山秀夫(ヨコヤマヒデオ) ・略歴:1957年東京生まれ。国際商科大学(現・東京国際大学)卒業後、上毛新聞社に入社。12年間の記者生活を経てフリーライターとなる。'91年「ルパンの消息」が第9回サントリーミステリー大賞佳作に選ばれる。'98年「陰の季節」で第5回松本清張賞を受賞。2000年「動機」で第53回日本推理作家協会賞・短編部門を受賞。 ・出版:文藝春秋 ・発売:2016年5月(第9刷) ・ページ数:355p ■これまでに購読した横山秀夫の著書 ・「動機」 … 2005年8月(第21刷) ・「半落ち」 … 2009年7月(第20刷) ・「影の季節」 … 2010年5月(第29刷),先月DVDで64の映画を見て文庫本を読みたいとの事で購入しました。
レビュー(270件)
ピエール瀧さん主演のドラマをDVDで観て、原作を読みたくなって購入しました。 ドラマもよかったけれど原作はさらにすごい。 で、本書を読んだ後に映画(佐藤浩一さん主演)のDVDも観ました。 ドラマも原作も知らなかったら、感動したのかもしれないけれど。。。 どうしても比べてしまう。 やっぱり原作がすごいです。 ≪一気読み必至≫は間違いなかった。
まっすぐな小説
みんなみんな、面白いって言うし、ネットの口コミも点数高いし、 上下巻あるから読む気なかったけど、読んでみた。 広報官と記者とのやりとり。 何読まされてんるやろ、とはじめは思ったけど、どんどん引き込まれていった。 加害者を匿名で発表する広報官と実名を言えと迫る記者。 現実にも、内々でもみ消されてるものもあるんかな、 なんて思いながら読んでた。 新たな進展とかも出てきて、一体何の話なんかなと 思うところもあるけど、それだけ下巻が楽しみになった。 淡々とした内容でも、ずっと読み続けられる本ってすごい。
よかったです
最後までたのしめました。 ありがとうございました。
警務部と刑事部の暗闘
主人公は捜査畑から異動したばかりのD県の警務部広報官の三上義信。一人娘が失踪し、妻と苦悩の日々を過ごしながら、記者対策や上司である警務部長の身勝手な指示に振り回される毎日。 ある日、警察庁長官がD県を視察し、ロクヨン(「64」とは警察内部の符牒で、昭和64年に起きたD県警史上最悪の翔子ちゃん誘拐殺人事件で未解決)の被害者の親である雨宮宅を慰問する計画が三上に告げられる。 その裏には、ノンキャリアの指定席である刑事部長ポストをめぐるキャリア組との暗闘があった。 視察を成功させたいキャリア組の警務部と本庁、これを阻止したいノンキャリア組の刑事部それぞれの思惑の中で、三上の揺れ動く心情を中心した人間ドラマが展開され、とても面白いですね。 ----- ■本書の基本情報 ・筆者:横山秀夫(ヨコヤマヒデオ) ・略歴:1957年東京生まれ。国際商科大学(現・東京国際大学)卒業後、上毛新聞社に入社。12年間の記者生活を経てフリーライターとなる。'91年「ルパンの消息」が第9回サントリーミステリー大賞佳作に選ばれる。'98年「陰の季節」で第5回松本清張賞を受賞。2000年「動機」で第53回日本推理作家協会賞・短編部門を受賞。 ・出版:文藝春秋 ・発売:2016年5月(第9刷) ・ページ数:355p ■これまでに購読した横山秀夫の著書 ・「動機」 … 2005年8月(第21刷) ・「半落ち」 … 2009年7月(第20刷) ・「影の季節」 … 2010年5月(第29刷)
妻へのプレゼント
先月DVDで64の映画を見て文庫本を読みたいとの事で購入しました。