- 1332
- 4.38
ルーヴル美術館のソニエール館長が異様な死体で発見された。死体はグランド・ギャラリーに、ダ・ヴィンチの最も有名な素描〈ウィトルウィウス的人体図〉を模した形で横たわっていた。殺害当夜、館長と会う約束をしていたハーヴァード大学教授ラングドンは、警察より捜査協力を求められる。現場に駆けつけた館長の孫娘で暗号解読官であるソフィーは、一目で祖父が自分にしか分からない暗号を残していることに気付く……。
ルーヴル美術館のソニエール館長が異様な死体で発見された。死体はグランド・ギャラリーに、ダ・ヴィンチの最も有名な素描〈ウィトルウィウス的人体図〉を模した形で横たわっていた。殺害当夜、館長と会う約束をしていたハーヴァード大学教授ラングドンは、警察より捜査協力を求められる。現場に駆けつけた館長の孫娘で暗号解読官であるソフィーは、一目で祖父が自分にしか分からない暗号を残していることに気付く……。
レビュー(1332件)
新たな気持ちでもう一度!
かつて、初版の頃、単行本で読みました。もう20年くらい前でしょうか? 最近、レオナルド・ダ・ビンチについての本を読んでいたら、 急に、ダ・ビンチ・コードが読みたくなって、購入しました。文庫本三冊になっていたのですね。 当時、車で子供の塾のお迎えに行くたびに、その待ち時間に読んだことを思い出しました。 忙しい中でも、知識欲を駆り立てられ、夢中で読んだ記憶があります。 内容をすっかり忘れてしまいましたので、新たな気持ちで読み始めようと思います。
スリリング!
深夜、パリのホテル・リッツに宿泊していたハーバード大学の宗教象徴学教授であるロバート・ラングドンの元に、フランス警察の警部補ジェローム・コレが訪ねてきた。急用による同行を請われ、到着した場所はルーヴル美術館だった。そこでラングドンは、ルーヴル美術館館長ジャック・ソニエールの死体が猟奇殺人にも似たウィトルウィウス的人体図を模した形で発見されたと伝えられる。 これからどうなってしまうのか。ハラハラドキドキしっぱなしです。
再確認のため
テレビで放映されていたのを見たのですが、テンポが速く台詞など聞き逃したりしたので、自分のペースでじっくり味わうために購入しました。もちろん一度見ているので初めてのような新鮮味は感じないですが、文字を追っていく方が理解しやすく、最初に映像を観てからの方が結果的にはよかったです。一緒に『天使と悪魔』も購入したので続けて読もうと思います。
内容のある本ですね~
ダヴィンチ展鑑賞にあわせて読んでみました。久々の推理小説なのに寝ぼけ頭の通勤中なんで、2回づつ読んで次の巻に進みながら読みました。下巻が面白いよ~って皆言っていたのですが、私は断然中巻が面白かったです。芸術面で色々な発見や真理があってぞくぞくしました。推理小説的に読んでる人はやはり下巻が面白いとは思います。何度か読むたびに新しい発見があるような深い本だと思います。ただ真実と著者のアイデアの境界線が分からなくなってしまいます。この本がきっかけで(TV特集とかあったけど)『最後の晩餐』やキリスト教への見解が変わってしまいました。
映画化されて話題になっていたので原作を読んでみました。イエス・キリストに子どもがいたら何がそんなに問題なのか(だって、人間なんだし、子どもがいてもいいやん!?)、とか、その他ちりばめられた宗教っぽいネタはあんまり理解できませんでしたが、最後まで飽きずに読めました。象徴学者(って何??)のロバート・ラングドンさん、不器用でかわいいです。ファンになりました。