道祖神塔はいつどこでどのようにして生まれたのかー
全国初期道祖神塔の悉皆調査・研究を踏まえ石塔誕生という道祖神研究史上最大の難問に挑む。
ーー露座の石仏たちは終始風雨や日光にさらされており、それほど遠くない将来、銘文がまったく読めない石仏たちが頻出することは間違いない。遅きに失した感は否めないけれども、いく百年にもわたって地域の人たちが大切に守り続けてきた石造物の、せめて初期の道祖神塔の銘文だけでも記録として残しておきたい、という思いのもと本書は刊行される。願わくは、写真や拓本で示された銘文が研究者諸兄共通の客観的なデータとして活用され、今後の初期道祖神塔研究発展の一助とならんことを。
「はじめに」より
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