泣いた赤おに
発売日
: 1993年01月
著者／編集
: 浜田廣介/梶山俊夫
出版社
: 偕成社
価格
: 2,200
ISBN
: 9784039635907
- 24
- 4.57
鬼には生まれてきたが、鬼どものためによいことばかりをしてみたい、できることなら人間たちのなかまになって、なかよくくらしていきたい、赤鬼が、そう思って村人に親しまれようと苦労をします。青鬼が、その赤鬼を信用させるために、犠牲になって助けますー。鬼同志のまごころがおりかさなってひびきあい、読者の胸深くにとどく「ひろすけ童話」の代表傑作です。
レビュー(24件)
手元に置きたい１冊です
私の大好きなお話で、孫たちが分かるようになったら是非買ってあげようと思っていた絵本です。 子どもの頃は青鬼の友情にただ感動したものですが、大人になって深く読むと、なんともやりきれなさも感じます。 有名なお話なので、他にもいろいろ出版されていますが、この絵本は省略なしの原作のままの豊富な語彙と繊細な表現で、梶山敏夫さんの味のある絵と見事に溶け合った素晴らしい１冊だと思います。 ちょっと長いお話ですが、６歳になった孫娘は、涙を浮かべながら最後まで聞き入ってくれました。 「ひろすけ童話」の代表作と言われるのももっともな絵本です。
本は良かったけど...
プレゼントにとラッピングも有料でお願いしました。300円とは思えないがっかりする(一応)ラッピング袋に入っていただけで表紙が透ける完成度でした。せめてもう少し高級な袋にして下さい。300円取るのですから。本は問題ありませんでした。
贈り物につかいました
一番大好きな絵本です。昔ながらのものがやはりいいです。幼いときにピンとこなくても、いつか染み入るときがくるのがこういうお話だと思います。
味がある絵が良い
同じお話でも数冊出版されているので、迷いました。結局、歴史のあるこれにしましたが、正解でした。味のある絵がとても素敵です。 お話は、幼稚園の子供にはちょっと難しいのかもしれませんが、私は読みながら涙が出てきました。息子もいつか分かる日が来るでしょう。けっこう長いので、１回で最初から最後まで読み聞かせるのはちょっと辛いです。
子供の発表会で
幼稚園の発表会で、この泣いた赤おにをしたので、 本を買ってあげました。 少々高かったのですが、子供は大喜びでした。