この本は、1985年6月22日に、書名と同じ標題と副題のもとに、日本学術会議講堂で行われたシンポジウムの内容にもとづいて編集されたものである。第四紀学では、数十・数百・数千・数万・数十万・数百万年前という地球の過去の諸現象が研究されているが、このシンポジウムは、過去研究の成果にもとづいて、日本の自然と人類に関する将来予測について討議しようという、はじめての試みであった。今後、第四紀研究は地球の未来予測の科学の性格を強めてゆくであろうが、本書は日本における、その種の研究に関する最初のリポートである。
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