あなたと大切な人の健康を守る強い味方!
ドライハーブをアルコールに浸けるだけ!
昔から愛されてきた家庭の手作り常備薬は、植物の薬用成分による究極の自然療法!
植物が蓄えてきた根源となる「生きる力」は、自然界からの最高の贈りものです。
ハーブをアルコールに浸けたチンキには、ハーブティーでは味わえない脂溶性成分や、エッセンシャルオイルでは体感できない水溶性成分、揮発性成分など、さまざまな成分がアルコールに溶け出しています。
ローマ時代から人々の生活をさあせてきた「チンキ」を、健康と美容にも、取り入れてみませんか?
ハーブや和ハーブで作ったチンキは、色や香りが素晴らしいだけでなく、人に有用な成分がギュッと詰まっています。
ルームスプレーなどのクラフトだけでなく、飲用のアルコールだから薬効成分を料理や飲み物でも摂取できます。
外用に限られるエッセンシャルオイルに対し、体内に取り込んで活用できるチンキは、家庭に置いておきたい正真正銘の自然療法アイテムです!!
CONTENTS
口絵 美しく薬効のあるハーブチンキの色
●第1章 チンキの歴史と魅力
チンキとは
チンキの始まり
修道士たちによる薬草園と薬草酒
中世より伝わる薬酒「エリキシル」
世界最古の香水
「お屠蘇」は日本のチンキの原型!?
江戸時代の薬剤チンキの登場
日本の家庭でのチンキ作りを探る
●第2章 ハーブチンキの作り方
チンキの作り方
成分を上手に抽出するコツ
アルコール以外で抽出する方法
●第3章 ハーブチンキの使い方
あたためる ・冷え性緩和 ・血行促進 ・消化不良解消
ゆるめる ・緊張緩和 ・安眠 ・眼精疲労解消
ととのえる ・免疫力を高める ・ホルモンバランス維持 ・保湿
いやす ・ストレス緩和 ・不安解消 ・気分高揚
めざめる ・集中力・記憶力 ・デトックス ・リフレッシュ
●第4章 ハーブチンキの成分
植物から抽出される成分
水溶性成分
アルブチン エレウテロサイド クエン酸 苦味質
コイクセラノイド 多糖類 テアニン ビタミンC
水溶性成分のグループ
水溶性食物繊維 ビタミンB群 ポリフェノール ミネラル類
脂溶性成分
ウルソール酸 クロロフィル 桂皮酸 シリマリン ジンゲロール
ビタミンA ビタミンE ヒペリシン ヘスペリジン
脂溶性成分のグループ
カロテノイド 精油成分
水溶性、脂溶性の成分を含むグループ
アミノ酸 アルカロイド
●第5章 チンキのためのハーブ事典
事典の見方
チンキを安全に使用するために
梅 エキナセア カレンデュラ ジャーマン・カモミール タイム ハイビスカス
はと麦 ビルベリー びわ モリンガ ユーカリ ゆず 他61種
レビュー(2件)
チンキに特化しているところがいい
といっても、ハードルはそれなりにある。誰がわざわざハーブや生薬を使ってチンキを作り、一年以内に使い終えることを前提にあれこれ手を出せるだろうか。でも、自分にとってはとても役に立った。なぜなら一年分を作っておきたいチンキがあって、でも収穫時期の問題もあっていつでも作れるわけではないからだ。また、チンキを作るために一ヶ月から二ヶ月、アルコールに漬け込んでおかねばならない。 この本はそんなチンキばかりではなく、煎じたりして飲んだり入浴時に使ったりといった使い方もそれぞれの植物ごとに向いているものを紹介されているところがいいと思う。そしてチンキを使ってマッサージクリームを作ることも説明されているが、普通にそれはボディクリームとしても使える上、植物をアルコール漬けにしたものだから、何かと言われる香りのトラブルにもなりにくい。高価な器具を使うのではなく、キッチンにあるものや空き瓶などを使って作ることを前提にしているところもいい感じだ(ただし、消毒は大事で煮沸消毒などが書かれている)。世間のイメージは植物なら安心安全というところがあるけれど、普通に昔から世界に毒草は存在しているし、アレルギーを起こしやすいものだってある。だからチンキによっては日光に当たるとシミになりやすいものに関しては、さりげなく注意喚起されている。これは生のきゅうりを朝、顔にパックしたりすると、そのあとで太陽の光を浴びたらシミになりやすいというアレを思い出したら納得できると思う。市販のもので香りのついているロウソクに熱を当ててその蒸発にともなく穏やかな香りが室内に広がるのを楽しむものもあるけれど、こういうハーブチンキは、陶磁器などに入れた水にチンキを垂らし、穏やかなロウソク加熱などでチンキの成分を蒸発させる感じで使えると思う。乾燥する時期には鼻や皮膚などに湿度と共にわずかながら吸い込まれていくだろう、あくまでとてもとても僅かだが。合成香料ではなく、素朴で穏やかなもので安らいで欲しいという著者の気持ちが伝わってくるような本だった。