浮世絵ではありません。思っていたのと違っていたので、★4つ。でも向学のために少しづつ読んでいます。作者の画集の方を買えば良かったと後悔。そのうちまたお願いしようと思います。,「ヘンな…」とありますが、作品の選定、切り口、突っ込み方等々、それぞれの作品・来歴をしっかり見て真面目に論じていることが良く解ります。こういった下地の上に作品が成り立っているのかと思うと、山口晃という人の作品の見え方も、また少し深まるように思います。,教科書的な日本画解説ではなく、山口先生の感じるところを書いた絵画批評。 但し、感じるところと言っても、深い見識から来る裏付けと、独自の文体が混ざり、加味され、非常に、面白い一冊です。,良い意味で山口晃さんの目線と対象の切り取り方のセンスってヘンだと思います。 そのヘンな画伯がヘンだなと感じるくらいですから、 まあやっぱりステキにヘンなわけで。 彼の挿絵で目を楽しませるのはもちろん、 文章の方にも晃節みたいなものがあって面白いです。,読みやすい文章の裏に深い造詣と鋭い感覚、画家としての経験が裏打ちされていて、洋画ばかりだった展覧会通いも、今後日本画を見る楽しみが増えました。特に、雪舟と洛中洛外図を原画で見たいです。
レビュー(101件)
日本画への理解がふかまります。
浮世絵ではありません。思っていたのと違っていたので、★4つ。でも向学のために少しづつ読んでいます。作者の画集の方を買えば良かったと後悔。そのうちまたお願いしようと思います。
中身は真面目~良書です。
「ヘンな…」とありますが、作品の選定、切り口、突っ込み方等々、それぞれの作品・来歴をしっかり見て真面目に論じていることが良く解ります。こういった下地の上に作品が成り立っているのかと思うと、山口晃という人の作品の見え方も、また少し深まるように思います。
おもしろい!
教科書的な日本画解説ではなく、山口先生の感じるところを書いた絵画批評。 但し、感じるところと言っても、深い見識から来る裏付けと、独自の文体が混ざり、加味され、非常に、面白い一冊です。
ヘンな画伯のヘンな美術史
良い意味で山口晃さんの目線と対象の切り取り方のセンスってヘンだと思います。 そのヘンな画伯がヘンだなと感じるくらいですから、 まあやっぱりステキにヘンなわけで。 彼の挿絵で目を楽しませるのはもちろん、 文章の方にも晃節みたいなものがあって面白いです。
日本画最高再考
読みやすい文章の裏に深い造詣と鋭い感覚、画家としての経験が裏打ちされていて、洋画ばかりだった展覧会通いも、今後日本画を見る楽しみが増えました。特に、雪舟と洛中洛外図を原画で見たいです。