「科学こそが幻想である」。荒俣宏が、ニュートンやJ・G・バラード、P・K・ディックなどSF・幻想文学を科学の眼で読み解いた初期の傑作を、40年の時を経て待望の復刊! 文学を科学の言葉で語り、SFのまやかしと限界と不誠実さを明かしつつ、その未知の可能性を探る。
プロローグ 宇宙文学の系譜
PART1 言語の宇宙へ
ケースI『バベル–17』、ケースII『ガリバー旅行記』、ケース3『山椒魚戦争』
PART2 物質の未来を求めて
ケースI『結晶世界』、ケースII『時の凱歌』、ケースIII『エントロピー』
PART3 生命圏科学異聞
ケースI『エレホン』、ケースII『闇の左手』、ケースIII『地球の長い午後』
PART4 二十世紀の展望
ケースIロシア=ソヴィエト、ケースIIイギリス、ケースIIIアメリカ、ケースIV日本
PART5 函数関係としてのSF
ケースI作品〈非(ナル)A〉、ケースII生物学戦争、ケースIII文学建築論
エピローグ 高い城の男、あるいは東西の融合
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