18F-FDG PET画像の所見を適切に理解するには、人体解剖や疾患の知識が必要ですが、その検出原理、画像再構成、放射性医薬品、サイクロトロン、適切な画像を得るためのPET検査マネージメントを熟知しておくことが欠かせません。また、CTを利用した体内18F-FDGの減弱補正や解剖学的位置情報を補完する低線量CT画像が利用できるPET/CTのためにCTの概略を理解しておくことも欠かせません。核医学専門職のための教材作成に係るIAEA Technical Contract No.16236を基に、国際原子力機関(IAEA)のPET技術標準化やトレーニングコースなどの経験から、PET検査を包括的に理解し、18F-FDG PET画像を適切に読影したいと考えている読者に対して18F-FDG PETについてワンストップショップ的で基礎的な説明を本書で試みています。
(著者序文より)
1.PET原理と画像化の基礎
2.サイクロトロンと放射性医薬品製造の基礎
3.PET臨床とがん
4.PET検査マネージメント
5.F-FDG画像所見の基本的な考え方
6.PET検査の放射線安全
7.CT(Computed Tomography)
8.PET装置の最近の展開
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