「麻を織るのは糸を紡ぐところから始まるのですか?」「いんや、種をまくところからだ」
──この一言に衝撃を受けた著者は、全国の農漁村を訪ね歩く。1970年代に聞いた明治生まれの女性たちの話には、時代を越えて響く〈温かさ〉と〈豊かさ〉があった。
農漁村に生きた明治生まれの女性たちの記録。庶民の歴史。上巻=北海道・東北・上信越他篇。
つい昨日の女たち
1 子やらいの唄
子産みの話
お産婆さんの話
2 麻=農民の衣生活
麻と刺子
布とたばねつぎ
苧績みの話
越後上布
3 米のなる木
信州の冬
藁仕事
ある小作争議
4 唄のある女たち
子守りの学校
海女笛の聞こえる島
姥捨紀行
旧版『つい昨日の女たち』あとがき
女たちの子守唄
遠い日のアイヌモシリ
ある開拓農婦の痛恨
秩父の機織り唄 その1
秩父の機織り唄 その2
舳倉島の海女
小作農民の暮らしを支えた女たち
満州移民 その1
満州移民 その2
女たちの現実
子を連れて旅に出よう
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