二足歩行すらぎこちないーー体を思い通りに使えない世界。極端な不器用が「発達性協調運動症(DCD)」であれば、日常のあらゆる場面が壁となる。本書は「知られざる発達障害」であるDCD当事者の生きづらさを共有し、「できて当然」という社会の圧力を問いなおす。
プロローグーーそしてディストピアが始まる
第1章 発達性協調運動症に関する基本事項
第2章 私のオートエスノグラフィーーー床でゴロゴロしながら人生の大半を過ごしてきた
コラム1 野比のび太とダニエル・ラドクリフ
第3章 当事者の親へのインタビュー
第1節 フジさんへのインタビューーー作業療法士として、わが子の発達障害に気づいた瞬間
第2節 エフくんのお母さんへのインタビューーーこの子の特性を受け入れるまでの葛藤を超えて
第3節 サクラさんのお母さんへのインタビューーーまわりの子は気にせず、じぶんの子だけを見つめて
コラム2 感覚統合療法について
第4章 当事者へのインタビュー
第1節 柏淳先生へのインタビューーー知的レベルによって人間関係の問題を克服する
第2節 エモさんへのインタビューーー表情作りの苦手が引き起こした集合写真の悲劇
第3節 ちーさんへのインタビューーー二足歩行にずっと苦労する人生
第5章 問題をどう解決するか
エピローグーーもし発達性協調運動症の人が多数派だったら?
あとがき
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