新時代を迎えている昨今のヒップホップ・シーンの中でも、その中心核を担うLA拠点のヒップホップ集団、オッド・フューチャー。
率いるタイラー・ザ・クリエイターの“最狂”キャラクターもさることながら、タイラーと同じくヒップホップ・シーンで活躍するアール・スウェット・シャツ、メロウハイプの他にも、去る第55回グラミーで最優秀アーバン・コンテンポラリー・アルバム賞を『Channel Orange』で受賞したフランク・オーシャンを擁しており、ヤンチャなカラーの一方で音楽性の懐の深さを垣間見させる。オッド・フューチャーからリリースされるこのThe Internet(ジ・インターネット)もまさにヒップホップの枠に留まらず、広く音楽ファンにアピールするメロウ・ソウルで注目を集める男女デュオだ。オッド・フューチャーではバックDJをつとめてきたシド・ザ・キッドが浮遊感やスウィートさを兼ね備えたヴォーカルと、ほとんどのリリックを手がける。そしてサウンドの骨格を担うのがプロデューサーのマット・マーシャンだ。1stアルバム『Purple Naked Ladies』は日本では配信のみでリリースされたが、類をみないハイセンスなサウンドで話題となり、続くこの2ndアルバムもまずは配信のみでリリースされ、今回ついに待望のCD化となった。
今作の制作にはネプチューンズのチャド・ヒューゴ、マイク・アイジンガー(インキュバス)もプロデュースで参加しており、特にマイク・アイジンガーはギターも数曲披露している。こうしたプロデュース・ワークや生楽器の多用、フューチャリング・アーティストの起用などで、依然ハイセンスでありながらも、前作以上に音の厚みを増した極上ソウル・ミュージックに仕上げている。ソウル、ファンク、ヒップホップ・・・、ジャンルを超えて聴く者を夢中にさせる高いミュージシャンシップが何とも心地よい一枚。
(メーカーインフォメーションより)
Disc1
1 : Tellem (Intro)
2 : Sunset (feat. Yuna Zarai)
3 : Dontcha
4 : You Dont Even Know
5 : Pupil | The Patience
6 : Red Balloon
7 : Cloud Of Our Own
8 : Runnin' (feat. Tay Walker)
9 : Matt's Apartment
10 : Shadow Dance
11 : Wanders Of The Mind (feat. Mac Miller)
12 : Partners in Crime Part Two
13 : Higher Times (feat. Jesse Boykins III)
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