他者の痛みは、どこまで認識できるのか?生の極限をみつめた、精神・自由・倫理の追求が、文学の根源を明らかにする。
評論/漱石『行人』の約束、バディウとソンタグの自由と倫理、春樹とばななの愛、詩『黒土』の翻訳、など。
詩
詩・の前に 新井豊美
山越 森川雅美
冬が来たら 李承淳
評論
〈精神の自由と文学〉についての今日的問題 綾目広治
レアリスムと記憶 小畑精和
「倫理」と「自由」についての一考察 原仁司
約束を破られる人、『行人』 野網摩利子
精神の痛みと文学 鈴木正和
マンデリシュタームの詩『黒土』 早川眞理
小説
ずれ 朴重鎬
潜んでいる敵意 青山直広
死んだねずみ 高良留美子
短歌
われの住処ぞ 後藤秀彦
エッセイ
とても地獄は一定すみかぞかし 日野範之
連載
埴谷雄高『死霊』論(五) 小林孝吉
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