玉を穴熊のように深く囲って戦うミレニアム戦法。2000年頃に流行したことから、そう名付けられました。
居飛車穴熊と違って、玉が相手の角道に入らないことが長所です。一方で、金銀4枚を守りに使うことから、攻撃力不足が懸念されていました。また、振り飛車側も穴熊を採用して堅さで対抗する手段が有力視されるようになり、ミレニアムは徐々に下火になっていきます。
しかし、2018年頃からミレニアムが再び指されるようになります。
将棋AIは次の2点から課題となっていた居飛車の攻め幅が広がることを示しました。
それは、「角を6六や5七に配置することによる、端攻めおよび2筋攻め」と「左桂を攻めに使う構想」です。
ミレニアムはAIによって攻守に優れた戦法であると評価され、復活を遂げました。
本書は、四間飛車と中飛車に対する指し方を解説しています。
現代将棋界に帰還したミレニアムの強さを存分に楽しみましょう!
序 章 ミレニアム囲いの概要
第1章 対四間飛車 美濃囲いとその他の囲い
第2章 対四間飛車 穴熊囲い
第3章 対中飛車
第4章 次の一手問題
第5章 実戦編
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