【第72回推理作家協会賞短編部門受賞「学校は死の匂い」収録!】
雨の日にだけ、体育館に幽霊が出るーー。 小学六年生の美晴は、学校に伝わる心霊めいた噂通りに体育館のキャットウォークから飛び降りる白い少女を目撃する。白い少女の正体は何か、何故彼女は飛び降りるのか。姉・琴子に対抗するため、美晴は真相究明に挑むが!?(受賞作「学校は死の匂い」)
「などらきさんに首取られんぞ」祖父母の住む地域に伝わる“などらき”という化け物。刎ね落とされたその首は洞窟の底に封印され、胴体は首を求めて未だに彷徨っているという。しかし不可能な状況で、首は忽然と消えた。僕は高校の同級生の野崎とともに首消失の謎に挑むが……。 (表題作「などらきの首」)
レビュー(117件)
短編も面白い。比嘉姉妹の物語は、今後も追っかけてみたい。
比嘉姉妹の色々を描く短編集でそれぞれが面白いかな。
来る
映画を観て購入しようと思いました。琴子さんかっこいいです。
短編集とは思えない怖さ
「ぼぎわんが、来る」「ずうのめ人形」と読んで面白かったのでこちらを購入しました。 今回は短編集という事で、スピンオフ的な軽いタッチの構成かと思っていたのですが、いやいや想像を裏切る完成度の高さでした。 そんじょそこいらの贅肉だらけの長編より怖さと満足感がありました。 この著者は目の付け所が斬新で想像の斜め上を行ってくれるのが楽しいです。 しかし、比嘉姉妹の事を知らないとピンと来ない所はありますので、やはり「ぼぎわん」か「ずうのめ」あたりは読んでから本作を手に取った方が良いかと思います。 秋の夜長に一気読みできる怖い本に出会えた事に感謝します。