この世界には、様々な対立や衝突がいっぱいある。それらが、総体として醜い不協和音になって、悲惨な状況がいっぱいある。現代音楽では、不協和音を美しく響かせる方法を開拓してきた。世界の対立を美しく響かせ、紛争を共存に変えていけるヒントは、作曲にあるはずだ……。
生きた音楽を求めて、老人ホーム(お年寄りとの共同作曲)、動物園(動物との音楽)、銭湯(お湯の音楽会)、キャンプ場(火の音楽会)、遺跡(I-picnic)など、頻繁にフィールドワークをおこなう稀代の現代音楽家が、自身の発想と実践を振り返りまとめた一冊!
1 作曲を始めた頃
2 子どもがつくる現代音楽
3 作曲する遊び場
4 ごった煮から脱出する方法
5 個性は滲み出る
6 ナンセンスに追随する
7 しょうぎ作曲
8 演劇を作曲する
9 演劇交響曲
10 ジャワ・ガムラン ?「私の作品」から「私たちの作品」へ?
11 やわらかい楽譜
12 動物との音楽
13 野外楽
14 ポスト・ワークショップ時代
15 考古楽 北斎カルテット
16 だじゃれ音楽
17 ごった煮は共鳴する
あとがき
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