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論語は二千年の長きにわたり、日本人の精神と道徳の根幹でありつづけてきた。日本人は論語というたった一冊の書物を通して、人とのつきあい方、正しい生き方を知らず識らずのうちに学んできたのだ。大人になって社会に出、人と人との間で揉まれ苦しむとき、真に役に立つのが論語である。だが、誰もが高校の授業で一度は触れた論語を、年を重ねて読み返したりはしない。三十有余年、慶応高校で論語を講じてきた著者は、「こんなにもったいないことはない」と力説する。孔子は五十代に入ってから名を成した。論語が苦労人ならではの処世術に満ちている所以である。共感できる章句が一つでもあれば、必ずや読む者の助けとなるはずだ。
レビュー(89件)
読みやすい
子供の学校での宿題にこちらの本が指定されていたので購入しました。子供によるとページ数も少なく読みやすいとのことです。
分かり易い
中学・高校で口語訳を習うが、それよりもはるかに分かり易いと感じました。
高校生に頼まれて、検討していたところ、レビューがよかったので、この本に決定。 子どもから聞いたら、「なかなかとんでるよ!」とのことでした。
最近論語に興味を持った旦那さんの為に購入。この本はとても論語が解りやすくて読みやすいので気に入ってくれました。初心者などにオススメだと思います。
自己啓発
Eテレでの解説が面白かったので,購入しました。