同族から分流した山内・扇谷両上杉氏は、上杉禅秀の乱から約100年にわたり、時に協力し、時に敵対し並立した。長享の乱で両氏の争いが終結するまでの複雑で入り組んだ経過を丁寧に解き明かし、戦いの意義に迫る。
プロローグ 関東における上杉氏の展開/扇谷上杉氏の伸長と鎌倉府再興(扇谷上杉氏の勢力拡大〈上杉禅秀の乱の勃発/禅秀の乱での扇谷上杉氏/乱後の鎌倉府と上杉憲実の登場/上杉定頼の活躍/持朝の家督継承〉以下細目略/永享の乱と扇谷上杉氏/結城合戦と鎌倉府体制への回帰/対立する公方成氏と両上杉氏)/享徳の乱と上杉氏(享徳の乱勃発/戦線の膠着/扇谷上杉氏の勢力拡大/上杉方の反攻)/長尾景春の乱と都鄙和睦(長尾景春の乱/太田道灌の活躍/都鄙和睦/享徳の乱と景春の乱がもたらしたもの)/両上杉氏の争い(関東三戦/定正の死と顕定・政氏の提携/鎌倉府体制再興を目指す/両上杉の争いの終結)/エピローグ 両上杉氏の抗争と北条氏登場/略年表
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