◆人口減、地方・郊外の高齢化が進むなか、都市を現状の規模のまま維持することは不可能になっている。日経が、独自取材と調査で、危機の実態を明らかにする。
◆2020年に向けて首都圏で各所で進められる行き過ぎた再開発、間に合わないインフラ整備。その一方で高齢化が進み駅前商店街が歯抜け状態になる郊外、空き屋増加で見込みが立たなくなったマンション修繕など、人口減が進むなかで高度経済成長型の都市開発が続けられる歪みの実態を明らかにする。
◆また、不動産情報会社の協力を得て全国規模の独自調査を実施。再開発案件やコンパクトシティ化事業にどれぐらいの補助金が入っているのかや、マンション修繕費用の状況などを明らかに。
◆新しいデータジャーナリズムの取り組みとして日経本紙・電子版で展開した注目特集の単行本化。
第1章 タワマン乱立、不都合な未来像
第2章 マンション危機、押し寄せる「老い」の波
第3章 虚構のコンパクトシティー
第4章 脱・限界都市の挑戦
レビュー(9件)
非常に面白かった。前半は他の著書でも指摘されていることと重複しているので新鮮味がなかったが後半は一気に面白くなった。取材陣の綿密な取材が活かされていると思いました。一番印象に残ったのは、千葉県のユーカリが丘の販売手法。売れるときでも将来を考えて敢えて売らない。そうして50年~100年後を想定して多様な世代が交流できる、持続可能な街を創造していくって、コレ行政に一番必要な視点ではないでしょうか!!人口減少に対応できる処方箋はまだあるはず。諦めるのはまだまだ早いかもしれない。
不動産業の勉強になります。今後が不安です。