⾦をもらって恨みをはらすアウトロー時代劇「必殺シリーズ」--その50周年を記念した書籍『必殺シリーズ秘史 50年⽬の告⽩録』に続く第2弾。前回未収録のプロデューサーインタビューに加えて脚本家を中⼼に題字、⾳楽、タイミング(色彩補正)など撮影所以外の関係者にも徹底取材。さらには現場を支えたスタッフの座談会や初期作監督の独占インタビューも掲載。中村主⽔初登場の『必殺仕置⼈』50周年を飾るにふさわしい充実の内容でお届けいたします。
【CONTENTS】
R-1
櫻井洋三(プロデューサー)
R-2
野上龍雄(脚本家)
国弘威雄(脚本家)
安倍徹郎(脚本家)
石堂淑朗(脚本家)
早坂暁(脚本家)
村尾昭(脚本家)
松原佳成(脚本家)
保利吉紀(脚本家)
田上雄(脚本家)
R-3
糸見溪南(題字)
田中浩三(製作補)
須佐見成(タイミング)
南野梅雄(監督)
比呂公一(音楽担当)
R-4
中尾ミエ(俳優)
中村敦夫(俳優)
火野正平(俳優)
大熊邦也(監督)
京都映画座談会
石原興(撮影)+園井弘一(編集)
野口多喜子(記録)+高坂光幸(演出部)
林利夫(照明)+中路豊隆(録音)+都築一興(演出部)
COLUMN
富田由起子が語る、早坂暁と必殺シリーズの思い出
必殺シリーズ脚本家・監督列伝 1972-1979
IMAGE
現場スナップ集1・2
『必殺仕置人』美術資料
レビュー(3件)
高島都さんの必殺シリーズ3作品の1冊。必殺マニア向け。
高島氏の前著の内容が良く、大変読み応えがあったので今回も迷わず購入。大正解でとても面白かった。私は新・旧仕置人・仕置屋・仕留人・仕掛人・助け人推しなのでこれらの作品に関するプロデューサーはじめ制作スタッフの回顧エピソードが沢山載っていたのは嬉しく貪るように読み進めた。制作時の苦労や俳優さんの思い出、裏話など初見の内容が多く作品を再度鑑賞する際の楽しみにもつながると感じた。俳優さんでは火野正平さん・中尾ミエさん・中村敦夫さんのインタビューが良かった。また、山崎努さん・沖雅也さん・藤田まことさん・草笛光子さん・緒形拳さんに関する新たな一面を読むことができたことに加え、女性密偵役としてシリーズ中イチ推しの野川由美子さんについても思い出を語ってくれているスタッフが複数居たのが嬉しかった。野川さんは演技が上手でセリフ回しも巧み、山崎さんや藤田さん、秋野大作さんらとの掛け合いも見応えがあり、紅一点としての存在感も抜群だったから。近日発売予定の同じ高鳥氏著「必殺仕置人大全」も楽天ブックスにて予約済み。今から読むのが楽しみ。