2014年初版の増補改訂版。
大量生産=大量消費という構図そのものが環境破壊の元凶である。メーカーは先端技術で環境保全を行なうのではなく、大量生産から少量生産へと改めなければ環境破壊を止めることができないということを認識し、実行しなければならない。
しかし今日の環境破壊は決して生産者だけの責任ではない。生産者を批判するだけでは環境問題は解決しない。私たち消費者は被害者であると同時に加害者でもある。汚染の原因は消費者にもある。
そのために、環境問題について学習し、理解し、考え、自ら責任ある行動をとることができるように環境教育が重要となっている。
はじめに
第1章 地球温暖化と気候の変動
1-1.地球温暖化の弊害
1-2.「パリ協定」-平均気温2℃上昇と各国の対応ー
1-3.地球温暖化と日本への影響
1-4.なぜ気候変動の問題は解決が難しいのか
第2章 異常気象ー災害の安全学ー
2-1.ゲリラ豪雨の脅威
2-2.集中豪雨の脅威
2-3.土砂災害の脅威
2-4.豪雪と南岸低気圧の脅威
2-5.竜巻の脅威
2-6.台風の脅威
第3章 車社会日本
3-1.車社会の光と影
3-2.車の六悪
3-3.燃費とディーゼル車と技術の限界
3-4.車社会への対応と交通問題の解決
3-5.微小粒子状物質(PM2.5)の脅威
第4章 放射能の安全学
4-1.放射能への不安
4-2.放射性同位体の性質と被曝限度
4-3.放射性降下物の危険性
4-4.被曝に対する不安
4-5.放射線による人体への影響
4-6.原子力発電所の「安全神話」の崩壊とその教訓
4-7.原発の恐怖と管理
4-8.福島原発事故の現実
第5章 食料の輸入大国日本の現実
5-1.食生活の変化と輸入食品の増加
5-2.食卓を占領する輸入食品の不安
5-3.TPPと農薬・ポストハーベストと安全性
第6章 食品表示と消費者
6-1.食品表示の実態
6-2.新しい食材の代表、遺伝子組み換え作物の安全性
第7章 食品添加物天国日本 …
7-1.食品添加物と不安な食品環境
7-2.食品添加物の種類と食品
7-3.食品添加物の使用基準
7-4.特定添加物の危険性
第8章 水の浪費大国日本
8-1.水不足と家庭排水
8-2.水の安全神話の崩壊
8-3.合成界面活性剤の不安
おわりに
索引
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