No.14では,脊椎手術で起こりうるさまざまな合併症に対する回避の技,ならびにトラブルに対する対処法を取り上げた。
1章「合併症回避の技」では,体位によって惹起される皮膚・視覚・神経障害を回避するための方法から始まり,スクリューの挿入やロッド設置時に陥りやすいトラブルや,レベル誤認,硬膜外静脈叢出血,硬膜・神経損傷,再発ヘルニア,感染など,脊椎手術にまつわる各種合併症を回避するためのテクニックを解説している。
2章「トラブルシューティング」では,硬膜損傷,ロッド折損,術後感染など,起こってしまったトラブルに対するリカバリーのテクニックや対処法を各トラブルの項目ごとに分けて詳細に解説している。
I 合併症回避の技
腹臥位手術(体位)による合併症の回避 山屋誠司ほか
後頭ー頚椎固定術後に起こる呼吸・嚥下障害の回避 根尾昌志
腰椎後方手術で起こる硬膜外静脈叢出血対策 長町顕弘
X線透視下における高位別PPS挿入法と関連する合併症の回避 磯貝宜広ほか
MIStにおける椎体間ケージ設置法(PLIF,TLIF,LLIF)と合併症の回避 鈴木喜貴
TF-PELDのアプローチに起因する神経損傷の回避 手束文威
MED & MELの合併症の回避 土屋邦喜
Balloon kyphoplasty(BKP)における骨セメント漏洩の回避 戸川大輔
透析脊椎症手術における合併症の回避 安藤智洋
PJKとPJF(後弯矯正術)の回避 八木 満
同部位椎間板再発ヘルニアの再手術 藤原 靖
腫瘍脊椎骨全摘術(TES)における感染の回避 村上英樹
II トラブルシューティング
髄液漏を防ぐための硬膜修復術 今釜史郎
MED法による硬膜損傷パッチテクニック 柴山元英
PJKとPJF(後弯矯正術)のリカバリー 福田健太郎
ロッド折損時のリカバリー手術 大和 雄
脊椎instrumentationの術後感染対策 船尾陽生ほか
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