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地に足がついた本格伝奇SF! 平凡な大学生、南丸洋二。就活をひかえながら、のんびりと唯一の特技、念力による穴空けに精出す日々。だが、彼の微細な超能力ははるか、時を超え戦国の世の「丸神の里」と結びついていた! ごく普通の大学生の日常から、壮大な歴史伝奇SFへと広がっていく高揚感、スケール感は、ちょっと類を見ない物! 主人公ののんびり、ノンポリ感とうらはらに物語は急展開を告げる! 解説、推薦に今、大人気の思想家、内田樹氏を迎えた 岩明均の傑作を文庫で一気にご堪能あれ! 【編集担当からのおすすめ情報】 内田樹氏も面白いと太鼓判!改めてその読み応えを感じます! 第10話 手が届く 第11話 不穏な動き 第12話 グリゴリオ暦 第13話 頼之さん 第14話 いやなテレビ 第15話 正面のアップ 第16話 丸川町民あらわる 第17話 セミナーあしまい 第18話 原則として秘密
レビュー(7件)
この本は、本当に欲しい物でしたので満足しています。
商品に満足しています。
シュメール文明のお話のような感じで面白かったです。
ミギーが懐かしい
右手にエイリアンが侵入し、協力してエイリアンに支配された元人間達と戦いながら、共生を目指すという摩訶不思議な物語を描いた作者の、不思議物と言えるのかな!特殊な力を持つ者には、その世界・社会における共生を図るためには、相応の犠牲が強いられるという意味で、天才は認められて初めて存在しえるという現実世界を投射しているのだろう。ま、面白い切り口だと共感するものがある。
寄生獣はインパクトありました。今、執筆されているヒストリエも好きですが、この「七夕の国」もおもしろいです。