しかばねと旅する主人公に課されたのは、しかばねが語るお話がどんなに面白くても、口はきいてはいけないということ・・・。
チベットの人々に長く愛されてきたむかしばなし「しかばねの物語」を親しみやすい日本語と挿絵で味わえる1冊です。
チベットの『しかばねの物語』では、物語を語るしかばねを手に入れることができれば「この世の人々の寿命が何百年ものびて、みんながゆたかな富をわかちあうことができ、びんぼうな人は一人もいなくなる」と語られています。お話を語る存在(しかばね)が宝物である、という考え方には、激動の歴史の中で、しかばねの物語を大切に語りついできたチベットの人々思いがあらわれているように思います。 星 泉(「解説」より)
旅のはじまり/空飛ぶ木の鳥/テンセル/こがね姫としろがね姫/動物たちの恩返し/金もちのどろぼう/羽衣王子/まずしい男と竜王の娘/カエルとお姫さま/動物のことばがわかる少年/石の獅子/恋人の心臓/占い師の息子と三人美しい娘ー旅の終わり
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