日本は物質的には恵まれた国である。それでも生きることへの希望を失っている人が大勢いるのはなぜだろう?ネット社会が生活の隅々まで浸透し、便利になったはずだが、実際には生活を複雑にし、時間の管理がむずかしくなった。お金さえあれば欲しい物が手に入り、幸せになれると信じていても、実際には働けば働くほど、家族や人とのつながりを持つ時間は削られていった。それでも世界に目を向ければ物はなくても幸せな人生を送っている人は大勢いる。私は世界の家族に興味を持ち、訪問した30カ国、国内外の引っ越し30回を通して、モノを視点に幸せについて考えた。シンプルライフにその答えはあった。それは決して貧しい生活でも不便な生活でもない。それは自分らしいライフスタイルにマッチした物に囲まれた心地よい生活だ。モノに時間を取られないシンプルライフで得た時間は家族との時間、人とのつながりにあてるようになるだろう。この本はそのような幸せに皆さんを導いてくれるであろう。
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