三密加持による「即身成仏」を説く真言密教。仏教各派にも多大な影響を与える、大乗仏教最高の教えとはなにか。知っておきたい基礎知識はもちろん、空海や高僧たちの生涯、護摩や調伏法といった行法、大日如来や五大明王などの諸尊、高野山・教王護国寺(東寺)・根来寺ほか主要寺院の縁起を丁寧に解説。『光明真言』『般若理趣経』『真言安心和讃』など、日頃読まれる経典も、ふりがな付きの原文と現代語訳で収録する必携入門書。
第一章 真言宗の基礎知識
第二章 密教の教義と行法
護摩、阿字観と九字、霊縛法、大元帥法 ほか
第三章 真言宗の本尊と諸尊
大日如来、五智如来、釈迦如来、阿弥陀如来、薬師如来 ほか
第四章 弘法大師の生涯と空海以降の真言宗
第五章 真言宗の主な寺院と空海ゆかりの寺院
古義真言宗の寺
高野山、慈尊寺、教王護国寺(東寺) ほか
新義真言宗の寺
根来寺、藤井寺、長谷寺 ほか
第六章 真言宗のお経
光明真言、般若心経、十善戒、十三仏真言、弘法大師和讃 ほか
付 録 曹洞宗の年中行事と法要
レビュー(6件)
真言宗って密教だったのかー!とにかく知らないことだらけだっのですが、仏教と密教、川崎大師や成田山など身近なお寺さんの由緒など、知るとますます身近で色々と納得してみることができます。本当にわかりやすくて、他にない本だと思いました。
「真言宗?それは何?」という問いへの回答例というような一冊で、少し興味深く読んだ。 唐に渡って学んだ空海がもたらしたという真言宗である。 真言宗のような「密教」というモノは空海が唐に渡る以前から少しずつ日本国内に入っていた様子が伺える。それ故に空海は一定以上それを学んだ上で、密教に関する学びを深めようと強い目的意識の下に唐へ渡ったことになる。 結果、空海が真言宗を開くことになったということに留まらず、空海がもたらした密教の考え方や様々な要素が、或る程度広く日本の仏教に広く影響を与えるようなことになって現在に至っているという一面も在る。 そうしたことに空海の伝記的な事柄も交え、真言宗で取上げられる本尊や諸尊(様々な仏画や仏像になっているモノ)について、よく読まれる“お経”について、真言宗各派の著名な寺院についてというような内容が綴られているのが本書である。何か「真言宗の小事典」という様相を呈している。 原文と、解説的事項も含む訳文が掲載された“お経”は、正直なところ「初めて意味が少し判った…」という感で殊に興味深かった。或いは、手が届きやすい場所に置いて、随時視る事典というようになって行きそうである…
初心者には少し難しい内容でしたが、ゆっくりと良く読むと理解が出来ました。
こういう本が欲しかった
読みやすく、持ち運びやすい文庫本サイズで、真言やお経などの解説がていねいで充実しています。
お経にこめられた意味がわかりました
お経の意味教え、歴史や文化の背景を学びたいと思い購入しました。お経にこめられていることが分かれば、ただ意味もよくわからず唱えるよりも、新鮮でためになります。奥深いものなのだなと実感しました。カラーで写真があればもっといいと思いますが、他の書籍で探してみます。