太平洋の島国に住む日本人にとってオセアニアは身近な存在。実際、歴史的につながりの深い国や地域は多い。ところが私たちが知るのはオーストラリアやハワイなど、ごく一部。そこで本書では、地域の総合的な理解を目指し、自然・文化・社会を多角的に紹介する。
序 章 オセアニア地域研究への誘い(石森大知)
第1部 自然と地理
第1章 考古ーーヒトはどこからきたのか(印東道子)
第2章 地理ーー世界遺産から考える多様な自然と社会(黒崎岳大)
第3章 島嶼ーー島景観にみる自然と人間の営み(山口 徹)
第4章 海洋ーー漁撈、交易、航海術(後藤 明)
第5章 言語ーー在来言語とピジン語・クレオール語(岡村 徹)
第2部 歴史と社会
第6章 歴史(1)--イギリス系入植とオーストラリアの「誕生」(木村彩音)
第7章 歴史(2)--植民地の記憶、島嶼国家の独立(飯高伸五)
第8章 文化ーーメラネシアの社会運動と国民統合(石森大知)
第9章 産業ーーMIRAB経済と出稼ぎ(北原卓也)
第10章 教育ーー旧宗主国の影響と残された課題(畝川憲之)
第11章 法律ーー近代民主主義制度と伝統制度の相剋と融合(東 裕)
第3部 現代的課題
第12章 気候変動ーー海面上昇で危機にある小島嶼国(茅根 創)
第13章 開発援助ーー「地域的近代」の模索(関根久雄)
第14章 観光と文化ーーハワイの先住民運動とフラ(四條真也)
第15章 地域協力ーー地域概念に焦点をあてて(小柏葉子)
第16章 オセアニアと日本ーー海でつながる私たち(小林 泉)
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