・シャルル・ボードレールの世界へのガイドブック。
・ボードレールの代表作『悪の花』を通じて、抒情の本質を真剣に問う試み。
フランス19 世紀の詩人シャルル・ボードレール。その半生をかけた代表作であり、唯一無二の抒情詩集である『悪の花』を通じて、抒情の本質を真剣に問い、近代にとっての詩の意味を問い、近代を歴史化すること、へと読者を誘う。ボードレールの世界へのささやかなガイドブックとなる一冊。
序章 はじめに
第一章 『悪の花』に入ろうー「旅へのいざない」
詩集を読む/旅へのいざない/詩を読む/音の経験/フランス詩の韻律/理想郷はどこに/きみに似た国/東洋に開く窓/部屋から見る世界/想像力の旅
第二章 インドからパリへー「異国のかおり」「死骸」
インドへの旅/「異国のかおり」/パリの詩人/「死骸の王様」/「その日を摘め」/「死を思え」/動物の死骸/道路=廃棄場/郊外・自然と都市の境界
第三章 トロイア、エペイロス、パリー「白鳥」
古い街の哀惜/パリの改造/ルーブル/古いパリ/想起/追放者、虜囚、敗者/Fluctuat nec mergitur/ アレゴリーとメランコリー
終章 おわりに
文献案内
図版出所一覧
レビュー(0件)