12世紀半ばから14世紀初頭にかけて南フランス、なかでもラングドック地方を中心に勢力を伸ばしたカタリ派。カトリック教会とは大きく異なる教義や儀式体系を備え、そればかりか別様の組織・制度を作り上げた。震撼した教皇庁はフランス王権と手を組んで激しい弾圧を繰り返し、ついにはアルビジョア十字軍を組織することになる。中世最大のキリスト教異端を気鋭の研究者が社会的変動期の民衆の宗教的覚醒という視点で描き切る。
第1章 西暦1000年を迎えたキリスト教世界
第2章 ヨーロッパのカタリ派教会
第3章 恩寵の時代
第4章 同盟を結んだ教皇とフランス国王
第5章 カタリ派の消滅
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