「いやいやいや、ぼくはだいじょうぶだから」
ひとりで平気なんだけど、なんかモヤモヤする、いつもイライラしているーー
そのもどかしさと、いらだちは、自分を知るための第一歩。
ひねくれ小五男子のわすれられない一学期の物語。
〈あらすじ〉
育人に友だちはいない。それでいい。一人が気楽だし、自分のペースを守れる。めんどうくさいことに関わるのはごめんだ。
高瀬小学校五年二組の一学期が始まった。気が荒いマコちゃん、世話のかかるさとる、ひそかに思いをよせる凪といっしょになったクラスは、いきなりトラブルだらけ。一人でいたい思いとうらはらに、育人はクラスで起きたいじめ事件に巻きこまれていく。
「なんで、ぼくばっかり……」
押しつけられるやっかいごと。むくわれない努力。たまりつづけるいらだち。
育人は、ついにーーー
〈もくじ〉
1 ウサギ係は無理です
2 めんどくさくて悪かったな
3 宿題は自分でやらないと
4 アリノイエ
5 モンタのお尻は白かった
6 みんな、笑う
7 やめろ、マコちゃん!
8 ぼくは、悪くない
9 つむじが二つ
10 ババーンと解決?
11 うなれ! クソアタック!
12 ぼくたちの明日
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