実践ガイド 生態学的土づくり
: フレッド・マグドフ/ハロルド・ヴァン・エフ/山田 正美
米国といえば大規模大型機械化農業が主流だが、風雨で表土が流される土壌流亡や干ばつ害が問題となっている。その米国で進む不耕起、カバークロップなどの動きをとらえた、持続可能な土づくりガイドの翻訳書。土壌流亡や干ばつ害は大型機械による集中的耕起が一因であると考え、耕さず(あるいは耕しすぎず)、地表面を緑肥などで覆う土壌管理などについて、試験データと農家事例で解説している。科学的な根拠にもとづいて実践方法が学べるため、米国で農家・指導者・研究者向けの必読書とされている。
第1 部 有機物ー健全な土壌へのかなめ
健全な土壌/有機物とは何であり、なぜそれが重要なのか/土壌中の有機物含量/生きている土壌
第2 部 土壌の物理的性質と養分の循環とフロー
土壌粒子と水、空気/土壌の劣化:浸食、圧縮、汚染/炭素と養分の循環とフロー
第3 部 生態学的土壌管理
土壌の健全性、植物の健康と病害虫
良質な土壌のための管理:有機物管理を中心に(事例 ボブ・ムース ニュージャージー州グロースター郡)
カバークロップ(事例 ゲイブ・ブラウン ノースダコタ州、ビスマーク)
多様化する作付体系(事例 セリア・バース ジョージア州アーセンズ)
作物と家畜の統合(事例 ダレル・パークス カンザス州マンハッタン)
堆肥の製造と使用(事例 カム・タ ウエストバージニア州カーニーズビル)
流出と浸食の低減
圧縮への対応
耕起の最小化(事例 スティーブ・グロフ ペンシルバニア州ランカスター郡)
水の管理。灌漑と排水
養分管理:序章
窒素とリンの管理
その他の肥沃度に関する問題:養分、CEC 、酸性度、アルカリ度
土壌と作物の分析を最大限に活用するために
都市農園、家庭菜園、緑地のための土壌(事例 シティスリッカーファーム カリフォルニア州オークランド)
第4 部 まとめ
索引
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