北京、西安、太原、そして江南、山東──。人々との出会いと交流を楽しみ、過ぎ去りし時代に想いを馳せ、書道文化の熱気に触れて、刺激が尽きない「遊覧」の記録。
北京、西安、太原、そして江南、山東──。
人々との出会いと交流を楽しみ、過ぎ去りし時代に想いを馳せ、
書道文化の熱気に触れて、刺激が尽きない「遊覧」の記録。
2020年は年頭から新型コロナウイルスによる感染症の拡大が世界を覆うようになり、私が予定していた中国への旅や人々との交流も中止に追い込まれた。その無聊を慰めるためではないが、過去二年間の旅から五つを選び出して「日記」ふうに再現してみた。読者においてはしばらく旅がしづらくなった時代、現地に行かずとも現地の空気なりを吸った気になり、いまの中国の書を取り巻く熱気をイメージできる記録になっていれば著者としてはまことにうれしい ──「はじめに」より
第1章 傅山の故郷
ー太原に行く
第2章 北京から江南へ
ー呉昌碩を追う
第3章 古都の香り
ー西安で金石を楽しむ
第4章 江南から山東へ
ー呉昌碩、王懿栄、鄭道昭、そして…
第5章 心地よい寒さ
ー北京で現代書道を考える
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