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▼第39話/すいすいの合戦▼第40話/背水の陣▼第41話/離間の策▼第42話/四面楚 歌▼第43話/淮陰侯韓信●主な登場人物/項羽、劉邦、韓信(第40話)、陳平(第 41話)●あらすじ/五諸侯を味方につけ、56万人もの大軍となった劉邦軍だったが、 わずか3万人の項羽軍に手痛い敗北を喫する。しかし、名将・韓信の活躍でこの危機 を脱し、体制の立直しに成功した劉邦は、その韓信に兵1万5千を与えて、巍・趙征 伐に向かわせた。韓信は、この北伐で"背水の陣"を敷いて、見事に趙軍20万を撃破 したのを始め、数々の大勝利を収めるのである…(第40話)。●本巻の特徴/秦の時 代は終わった。ポスト秦の覇権を争う項羽と劉邦。そして侮れない勢いの韓信。だが 時は迫り、いよいよ項羽と劉邦の最初の直接対決の舞台がやってくる。果して軍配は …!?夕闇の山野。戦い疲れた兵士たちの上に、もの哀しい楚の歌が流れる「四面楚 歌」など、人々の野望をのせた全5話を収録。●その他の登場人物/夏侯嬰(第 39話)、巍豹、龍且(第40話)、虞美人(第42話)、鐘離眛(第43話)●本巻に登場 する故事成語・諺・歴史用語など/背水の陣(第40話)、離間の策(第41話)、四面 楚歌(第42話)●その他のデータ/巻末に、中国史の権威である元拓殖大学教授・伊 達宗義氏によるエッセイ「テロリスト豫譲自刃の橋」を収録。
レビュー(12件)
中国史をざっくり理解するには良いです。横山氏のまんがは人物がほとんど同じに見えてわかりずらい。
巨星・項羽落つ。
▼第39話/すいすいの合戦▼第40話/背水の陣▼第41話/離間の策▼第42話/四面楚歌▼第43話/淮陰侯韓信 潮出版「項羽と劉邦」では同じ横山光輝氏のものであっても、かなり長く扱われておりますが、「史記」はあくまでフィーチャーがポスト秦を争う「項羽と劉邦」の時代だけではありませんから比較的早めに終了します。 この巻の見所は、矢張り至極有名な「四面楚歌」状態での項羽の末路、また国士無双である劉邦の武将であった韓信が力を持ちすぎていく過程でしょうか??? 「項羽と劉邦」では漢の始祖となった劉邦が、その後疑心暗鬼になり出し性格そのものが変化する様を耳にした方もおられるかと思いますが、続刊では漢や劉邦のその後も描かれておりますから、気になっている方には非常にお勧めですw
紀元前の中国の様子が,漫画になって分かりやすく描かれています。司馬遷の史記の列伝の部分が主です。
”項羽と劉邦”に出ていた人物がその後どうなったか? が描かれているので大変面白かったです。
読み応えあり!