1915年、静岡県の伊豆半島最南端にある小さな港町・子浦に生まれた日本画家・矢谷長治は、2014年にこの世を去るまでおよそ100年の生涯を画業一筋に生きた孤高の画家。天賦の才に恵まれながら、画壇に属せず、ただひたすらに絵を描くことだけを追求した姿は、多くの文人墨客に強烈な印象を残し、影響を与えた。
会社を辞め、独立して伊豆半島にやってきた”わたし”はひょんなことから矢谷長治の絵に出会い、その足跡を追って、今に残された人びとに話を聞くことになった…。2023年私家版で出版されて好評を呼び、売り切れとなっていた作品の再版。
子浦を訪ねる
天に与えられしもの
岩のような父
花の愛で方
伊豆人の本性
ヤマトシマネノオノコ
先生との出会いがあったから
永遠のいのち
絵に始まり、絵に終わる
旅立ち
蝶と朝顔
夜の散歩、それからのこと
静かなひと
永遠と瞬間
特別寄稿 文・矢谷千景
矢谷長治は遥か海の
向こうからやって来た
あとがき
矢谷長治 略年譜
作品図版
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