問われているのが本音なのに建前を答えていては炎上してしまう。一方で、建前を通して本音をごまかすこともできる。建前だけを一人歩きさせてしまうと変な話になる。でも、本音は言えないという現実があるのかな、と考えてしまう一冊でした。,大学の参考文献に指定されていたので購入しました。,職場で法令遵守がしつこく言われるにもかかわらず,次々と法令違反が噴出する。法令遵守のために費やす労力が大きく,なぜこんなことになってしまったのだろうかという疑問をもって,この本を手にとってみた。なるほど,本書を読んでみて,なぜ無駄に労力を費やしていると感じる理由の一端が理解できた。本質的に要請されていることと乖離しているのだ。著者は,これに対応方法についても提案している。一応,説得力はある。しかし,これで世間や監督官庁が納得してくれるかは別問題だ。特に,マスコミは納得などせず,ささいなことに対して鬼の首を取ったかのように騒ぐことを続けるだろう。著者は,未来に希望を持てるように本書を締めくくっているが,一読者の感想としてはやや絶望感の方が大きい。,自身の回りをみるとコンプライアンスっていう言葉が法令を犯さなければなんでもありって捉えられてるような気がしていいて、すごく違和感を感じていました。 この本を読んで、法令遵守は、社会的要請に応えるための最低条件と捉える必要があるのだということを再確認しました。 法令遵守原理主義に陥らないように、多くの方の一読をお勧めします。 ,題名だけ見ると、???ですが、読めば筆者の言いたいことはよく分かります。 システムが変わらないのに、原則論を進めてもダメってことですね。
レビュー(46件)
本音と建前
問われているのが本音なのに建前を答えていては炎上してしまう。一方で、建前を通して本音をごまかすこともできる。建前だけを一人歩きさせてしまうと変な話になる。でも、本音は言えないという現実があるのかな、と考えてしまう一冊でした。
大学の参考文献に指定されていたので購入しました。
職場で法令遵守がしつこく言われるにもかかわらず,次々と法令違反が噴出する。法令遵守のために費やす労力が大きく,なぜこんなことになってしまったのだろうかという疑問をもって,この本を手にとってみた。なるほど,本書を読んでみて,なぜ無駄に労力を費やしていると感じる理由の一端が理解できた。本質的に要請されていることと乖離しているのだ。著者は,これに対応方法についても提案している。一応,説得力はある。しかし,これで世間や監督官庁が納得してくれるかは別問題だ。特に,マスコミは納得などせず,ささいなことに対して鬼の首を取ったかのように騒ぐことを続けるだろう。著者は,未来に希望を持てるように本書を締めくくっているが,一読者の感想としてはやや絶望感の方が大きい。
自身の回りをみるとコンプライアンスっていう言葉が法令を犯さなければなんでもありって捉えられてるような気がしていいて、すごく違和感を感じていました。 この本を読んで、法令遵守は、社会的要請に応えるための最低条件と捉える必要があるのだということを再確認しました。 法令遵守原理主義に陥らないように、多くの方の一読をお勧めします。
題名だけ見ると、???ですが、読めば筆者の言いたいことはよく分かります。 システムが変わらないのに、原則論を進めてもダメってことですね。