“次期”介護保険改悪と障害者65歳問題
: 大阪社保協介護保険対策委員会/日下部雅喜/雨田信幸
「高齢者人口がピークを迎える2024年ごろ」に向け、人手不足と介護費用増加の危機感を煽り、負担増と給付抑制のために「次の介護保険見直し」に着手する政府に対して、地域からの介護保障運動の課題を考える。また障害者の65歳「介護保険優先原則」の根本問題から、安心して使える社会保障制度の在り方を問いかける。
第1章 “次期”介護保険改悪と第9期事業計画に向けた運動の課題
はじめに 2025年から2040年へ
1 “次期”介護保険見直しとは 「史上最悪の改定」をめぐる攻防の到達点
2 利用者負担2割の対象拡大
(1)「2023年末までに結論」
(2)介護保険の利用者負担の経過と問題点
(3)2割負担対象拡大を許さない世論と運動を
3 第1号保険料負担見直し
(1)介護保険料の仕組み
(2)消費税10%への増税時に導入された「公費による低所得者軽減」
(3)次期改定で狙われる介護保険料負担の見直しとは
(4)市町村では大幅な負担増になる可能性
(5)第9期計画に向けた争点
4 総合事業によるサービス切捨て
(1)総合事業とは
(2)総合事業の現状
(3)要支援サービス切捨てを許さない取り組みを
5 2024年介護報酬改定
(1)報酬改定をめぐる2つの課題
(2)抜本的な処遇改善を求める運動を
第2章 障害者歳問題(介護保険優先原則)の理解・運動をすすめるために
はじめに
1 障害者総合支援法の概要と運動の経緯
(1) 障害者総合支援法の概要
(2) 障害者自立支援法の廃止をめざす運動
(3) 改革の集中期間〜優先原則は廃止されたのか〜
2 障害者65歳問題(介護保険優先原則)とは何か
(1)65歳になると何が変わるのか
(2)総合支援法第7条について
3 浅田訴訟と天海訴訟
(1)浅田訴訟
(2)天海訴訟
4 自治体間格差について
(1)大阪社保協自治体キャラバンの取組み
(2)相談を受けた事例
おわりに
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