電子のやりとりを通して進む多くの化学現象を平易に解説。〔内容〕エネルギーと化学平衡/標準電極電位/ネルンストの式/光と電気化学/光合成/化学反応/電極反応/活性化エネルギー/分子・イオンの流れ/表面反応
1. むかし習った電気分解を忘れよう
2. 平衡論
2.1 エネルギーと化学平衡
2.1.1 すべてはエネルギーが動かす
2.1.2 エネルギーと単位
2.1.3 物質(系)のもつエネルギー
2.1.4 化学ポテンシャルと平衡
2.1.5 荷電粒子のエネルギー
2.2 標準電極電位
2.2.1 基準電極というもの
2.2.2 電極表面で進む電子のやりとり
2.2.3 標準電極電位E°
2.2.4 標準電極電位データを読む
2.2.5 標準電極電位はどうやって決めた?
2.3 ネルンストの式
2.3.1 電気化学ポテンシャル
2.3.2 ネルンストの式
2.3.3 ネルンストの式の応用
2.4 光と電気化学
2.4.1 光はエネルギーの粒
2.4.2 光の吸収
2.4.3 光励起と電子移動
2.5 光合成ー天然の光電気化学プロセス
2.5.1 光合成のあらまし
2.5.2 光合成の場,起こる反応
2.5.3 光合成の太陽エネルギー変換効率
3. 速度論
3.1 化学反応の道すじ
3.1.1 速きがゆえに尊からず
3.1.2 エネルギーの山を登って下る
3.1.3 反応座標とポテンシャル曲線で考える
3.1.4 平衡=静かな嵐
3.1.5 エネルギーギャップと反応速度
3.2 電極反応の道すじ
3.2.1 真空に飛び出す電子
3.2.2 金属ー溶質分子間の電子移動:平衡状態
3.2.3 界面電子移動を起こす
3.2.4 電子移動と物質輸送のからみ合い
3.3 活性化エネルギーの正体
3.3.1 電子のやりとり:2つの形
3.3.2 分子の電子エネルギー
3.3.3 活性化状態をつくる
3.3.4 再配向エネルギー
3.3.5 電子移動速度を見積る
3.3.6 電極と電子授受を図で考える
3.3.7 一方通行の電子移動
3.4 分子・イオンの流れ
3.4.1 物質の輸送
3.4.2 濃度分布を目で見る
3.4.3 物質の供給速度で決まる電流
3.4.4 サイクリックボルタンメトリー
3.5 表面反応の世界
3.5.1 表面に固定された分子の電極反応
3.5.2 水の電解:水素発生と酸素発生
3.5.3 金属のアンダーポテンシャル析出
3.5.4 リズムをきざむ電極反応
3.5.5 ありのままの電極表面をみる
4. 索 引
レビュー(9件)
買って良かったです・・・
電気化学について勉強する必要があるため,今回こちらの本を注文させて頂きました. 「エネルギー」や「化学平衡」などの観点から「電子の移動」について一歩一歩着実にしっかりとした考察・理解へと導いてくれる内容です. 何度も読んで正確な知識を身につけたいです. 大切にします.
物理化学の勉強用
電気化学の考え方をしっかりと記載されている本。今までの考え方をすっかり変えて読んでいかない着いていけなくなる本。初学者から読んでもらいたい。
基礎勉強に!